日本では、成田空港・関西国際空港・東京国際空港で
活動している、手荷物を検査する犬なのです。
検疫探知犬は、麻薬犬とは異なり、
手荷物の中から肉類製品等を探知し、
動物検疫の検査を必要とするものを、
申告なしで持ち込むのを、未然に阻止するのです。
動物検疫の検査が必要な肉類製品等、というのは、
鳥インフルエンザや、口蹄疫などの
伝染病が発生した国で生産された肉類製品のことです。
生肉やハム、ソーセージ類、
鳥の加工品などがターゲットで、
中にはアヒルの丸焼きが見つかることもあるそうです。
発見された肉類製品は、焼却処分されます。
検疫探知犬は、いずれの空港でも、
ビーグル犬が採用されています。
空港での検疫探知犬は、
しっかりと訓練されていますので、
人に吠えたりすることは、決してありません。
犬が苦手な旅行客にも威圧感を与えること無く、
しっかりと仕事をこなしています。
肉類製品は、きちんと申告したほうがよさそうですね。